モノ+モノ社:テーラード商標コンサルティングによるキックスターターでの成功

些細であるけれども煩わしく感じる日常の問題に対してうまい解決策を見出そうとする努力こそが、革新的な技術やイノベーションを推進する原動力となります。デンマークの新興企業モノ+モノ(mono+mono)は、まさにその良い例を示してくれました。

創立者ヨナス リンドーベンディクセンとニコライ バクは、二人とも音楽の熱狂的なファンでした。しかし、デンマークで開催される様々なコンサートに出かける度に長距離歩かなければならないということを大変煩わしく感じていました。なぜなら、コンサート会場から帰る途中、彼らの疲れ果てた足を休める手段が全くなかったからです。

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約1年の間アイデアを練った末、若い起業家たちはある設計技術者とともに新製品の開発を始めたのです。新製品--SITPACK--は、極めてシンプルなデザインの伸縮式ポータブル折りたたみ椅子であり、例えばコンサート、公園あるいは地下鉄の駅など、ほんのちょっと休憩したいのにそのような場所がないときに活躍します。

アイデアを商標と意匠で保護する

すぐにでも実現可能なアイデアを携えたモノ+モノは、まさに新製品を市場に送り出そうかという入口に立っていました。ヨナスとニコライは、起業家が自らのビジネスコンセプトを実現したいときに金銭的サポートを受けられるクラウドファンディングのウェブサイトKickstarterについては良く知っていました。ただ、一方で彼らはアイデアが盗まれてしまうのではないかと心配していました。そこで、彼らはプローマンヴィントフトに相談し、的確なアドバイスを得ることができました。これが適切な行動であったことと証明されました。

二人の発明家はその商品名を「Rest(休憩)」と 名付けようとしました。しかし、商標法13条では、その商標が商品又は役務の効能を表しているもののみの場合にはその商標を保護することはできません。同様に、その商品の品質のみからなる商標、例えば、ソフトドリンクにSWEETという商標の保護を受けることはできません。

そこで、モノ+モノは、彼らの椅子の商品名を「SITPACK」と名付けることにしました。この商品名は、フェスティバルなど社交の場で良く見かけるビールの6本入りパック(SIXPACK)を連想させるものでもあります。また、プローマンヴィントフトは「SITPACK」の特徴であるユニークなデザイン、折りたたみ時にはわずか17cmに、一方伸ばせば87cmの長さになり、また130kgの重量に耐えられる、ことの保護についても彼らをサポートしました。

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その後、モノ+モノはKickstarter.comでこのアイデアを公開し、100万DKK以上もの資金を得ることができたのです(当初は45万 DKKほどの資金提供を予測していました)。彼らはプローマンヴィントフトのアドバイザーによるサポートを受けながら、現在は新しい椅子の製造準備を始めています。

お客様のニーズと手段に沿った知財カウンセリングを提供します

弊所パートナーで欧州特許弁理士であるピーター スゥーンセンは、「大企業と仕事をするという点では数多くの経験をしてきました。その一方で資金が少ない起業家の知財戦略をカスタマイズできることにも大きな喜びを感じます。クライアントのニーズに応じたカウンセリングは、クライアントが良いスタートを切るために極めて重要です。ヨナスとニコライのような情熱的な若者がデンマークの未来を担っていくのです。」と話しています。

ニコライやヨナスのように、エキサイティングな新製品を世に送り出そうとお考えでしょうか?もし、そのようなお考えをお持ちでしたら、弊所のアドバイザーとのお打ち合わせのご予約をしてください。そして、できるだけ効率的にあなたのビジネス・コンセプトあるいは製品を保護するかといったことはもちろん、いかにして市場における独自の地位を確立するかについての概要説明を受けて下さい。

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