リブラトーン社: ワイヤレスサウンドシステムの市場の獲得

リブラトーン社のような新興企業が既に成熟した市場に参入するのは大きな挑戦といえるでしょう。しかし、リブラトーン社は、知的財産権を戦略的に活用することで、市場において利潤を得ることができる地位を獲得しただけではなく、一定のマーケットシェアを獲得することに成功したのです。

意匠とユーザーフレンドリーな製品

音響システム市場のほとんどの企業が大音量をセールスポイントとしているのとは対照的に、大音量というのはデンマークのリブラトーン社にとっての主なセールスポイントではありません。リブラトーン社は大音量の問題についてももちろん検討しましたが、他社とは違ったアプローチの製品ラインを取り揃えることとしました。リブラトーン社は、優れたデザインかつユーザ・フレンドリーな製品は優れた音に繋がるものである、と考えました。この考えは彼らのビジネスの重要な要素であるとともに、これによって彼らは全く新しい現代のセグメントを開拓したのです。

2009年の創業以来、リブラトーン社は、Live, Lounge, Zipp 及び最新エディションのLoop等の高品質な製品を世に送り出してきました。

「今日の消費者は、ある商品を購入しようとする場合、数ある製品群から選ぶことができます。その結果、消費財の市場における競争率は激化していくこととなりました。我々はワイヤレスサウンドシステムという市場に属する企業として、驚くほどのサウンドと独創的なデザインを提供し、その結果、弊社の商品は市場において際立った存在となりました。我々は、ユーザが見てすぐに弊社の商品であるとわかる強力な商標を確立することに成功したのです。つまり、我々は、未開拓のユーザ層との隔たりを特定するとともに、開発初期段階で製品のメガトレンドを特定することに成功したのです。」とリブラトーン社のCEOであるトミー・アンダーセンは語ります。

アップル社とのパートナーシップがリブラトーン社の成功を強固なものとしました

目指すべき製品像や対象とするユーザ層が似通っていることから、リブラトーン社は、特にアップル社との提携を推し進め、2010年には、リブラトーン社とアップル社は共同ブランドパートナーシップを結ぶことに成功しました。これによって、アメリカを初めとする世界中の国々に存在するアップル社の膨大かつ魅力的な顧客層がすぐさまリブラトーン社の商品にアクセスできるようになりました。

リブラトーン社の、強力な商標、デンマークのデザインおよびアップル製品との互換性が、双方にとって有益な共同ブランドパートナーシップを生み出したのです。

知財保護が、リブラトーン社ブランドを確固たるものとしました

リブラトーン社は、非常に成熟した市場でブランドを確固たるものにするその過程において、知的財産権の保護に注力したことで結果的に劇的な競争力を獲得することができました。彼らは、特許権を取得する、との決断が企業の成長にとっていかに重要であるか、ということを証明したのです。今日までに、プローマンヴィントフトは、リブラトーン社の製品ラインのうち、Lounge, Zipp, liveの3つの特許権を取得をサポートしてきました。

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